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【プラットフォーム設計:基礎】Part 6: 改善サイクルと実践例 🔁

New article articles in ServiceNow Community · Sep 01, 2025 · article

ServiceNow Impact Platform Architect の児島です。

プラットフォーム設計の重要性に関して、Part 6です。

Part 5 は 👉 こちらです。

ここからは、改善サイクルの回し方現場で効いた実践例を、都市運営になぞらえて紹介します。


🏛 都市運営に学ぶ“改善サイクル”

都市が住みやすくなるのは、道路整備や市民サービスを改善し続けるからです。

同じように、ServiceNow も改善のサイクルを継続的に回すことが大切です。

  • 📨 インテーク(市民窓口)
    市民の声を一元受付するように、要望・不具合・アイデアをフォームやポータルから収集。
    👉 入力を標準化し、誰でも迷わず投稿できる仕組みに。
  • 🎯 優先度付け(都市計画会議)
    効果 × 実現性 × リスクでスコアリングし、四半期ロードマップに反映。
    👉 市の予算会議のように「どの工事を先にやるか」を透明に決める。
  • 🧪 設計・実装・テスト(試験施工)
    設定優先、カスタムは最小限。ATFとUATを「モデル地区」での試験運用に見立てて品質を担保。
  • 🚀 リリース & 定着化(開通式)
    新しい道路や施設の開通式と同じ。段階的に有効化し、ガイドや動画を整備。
    👉 同時にメトリクスを仕込み、利用状況をモニタリング。
  • 📊 効果測定 & 学習(都市ダッシュボード)
    SLA、リードタイム、一次解決率、CSAT を追跡。
    👉 都市の満足度調査や交通量調査のように、数字で現状を把握し次の改善に活かす。

🧩 実践例(効いた取り組み)

都市改善になぞらえつつ、実際に効果のあった取り組みを紹介します。

  • 例1:インシデント起票の簡素化(市役所の申請書改革)
    必須項目を 12 → 5 に削減、動的表示で迷いを排除。
    👉 入力時間を短縮。誤登録率 ↓、一次解決率 ↑、CSAT ↑。
  • 例2:標準変更のテンプレ化(都市工事の定型化)
    繰り返し作業を標準変更化。自動承認+証跡化で CAB 負荷を 30% 削減。
    👉 リードタイム ↓、リスク視認性 ↑。
  • 例3:旧カスタマイズの撤去(老朽施設の建て替え)
    似た機能を OOTB に置換し、スクリプト 3,000 行を廃止。
    👉 アップグレード工数 ↓、障害率 ↓。

まとめ

改善は「受付 → 優先 → 実装 → 定着 → 計測」の 連続設計 です。

小さな勝ちを積み上げ、指標で語る文化を作ることが成功の土台です。

👉 次回は、運用ガバナンスとリリース管理を都市の秩序(ガバナンス)と安全な工事計画(リリース管理)に例えて解説します。

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https://www.servicenow.com/community/japan-blog/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%A8%AD%E8%A8%88-%E5%9F%BA%E7%A4%8E-part-6-%E6%94%B9%E5%96%84%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%81%A8%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E4%BE%8B/ba-p/3362438