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【プラットフォーム設計:基礎】Part 2: 成功する都市・失敗する都市から学ぶServiceNow 🏙

New article articles in ServiceNow Community · Aug 26, 2025 · article

ServiceNow Impact Platform Architect の児島です。

プラットフォーム設計の重要性に関して、Part 2 です。

Part 1 は 👉 こちら です。

前回はServiceNowを「都市計画」に例えて整理しました。

今回はさらに具体的に、失敗する都市と成功する都市を対比させながら、ServiceNow 導入・拡張のあり方を考えてみます。


失敗する都市(混乱する ServiceNow)

🏚 無秩序な建築ラッシュ

各部署が自由にビルを建て、住宅街に工場、細い路地に高層マンションが並ぶ。

➡ 部門ごとに独自アプリを追加し、重複や不整合が増えていく。

🗺 地図が存在しない街

住人ですら道路や施設の位置を把握できず、迷子が続出。

➡ CMDB が整備されず、障害対応や影響範囲の特定に時間がかかる。

🚦 信号機のない交差点

好き勝手に車が走り、事故が多発。

➡ ワークフローや承認プロセスが未整備で、変更や承認がカオス。

🛣 孤立した街区

新しい街があっても道路がなく、物資も人も届かない。

➡ 外部システム連携を考えないため、データがサイロ化。


成功する都市(持続可能な ServiceNow)

🏢 秩序ある区画整理

住宅、商業、公共施設がバランスよく配置され、都市全体が調和。

➡ アプリケーションが整理され、再利用性・拡張性が高い。

🗺 信頼できる都市マップ

電力網や上下水道の地図が整備され、トラブル発生時も迅速に復旧可能。

➡ CMDB が正しく維持され、影響範囲を即座に特定できる。

🚦 安全でスムーズな交通

信号や標識が整い、事故なく効率的に人が移動できる。

➡ ワークフロー・ACL などが適切に設計され、安全に業務が回る。

🛣 シームレスな都市間連携

鉄道や高速道路で都市同士が結ばれ、物流や人の流れがスムーズ。

➡ 外部システムとの統合が設計され、データ活用が全社レベルで進む。


まとめ

失敗する都市と成功する都市の差は、**「最初に計画を立てたかどうか」**に尽きます。

ServiceNow も同じで、導入初期の設計とガバナンス次第で、その後 10 年の価値が決まります。

アーキテクトの役割は、都市計画者と同じく「未来を見据えた秩序ある街づくり」。

👉 次回は 「OOTB(Out-of-the-Box)」を都市の公共インフラになぞらえて、どう使うべきかを考えてみます。

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https://www.servicenow.com/community/japan-blog/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%A8%AD%E8%A8%88-%E5%9F%BA%E7%A4%8E-part-2-%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%99%E3%82%8B%E9%83%BD%E5%B8%82-%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%99%E3%82%8B%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AD%A6%E3%81%B6servicenow/ba-p/3361922